孤独な夏の空へ~Duralumin

真夏の日没は遅い。

突き抜けるような空には、少しグレーがかった積乱雲がたちあがっている。


遠雷をかき消す轟音に見上げれば、機影が今しも西日をはね返しながら、かなたの空へとけこむ瞬間が目に入る。

この身を裂くような昨日を刻み付け、光あふれる明日へ孤独を振り払おうともせず駆け抜けていく。

疾走感に心まで連れていかれる1曲。



★スピード感にあふれる曲ですが

どちらかというと、心を空に飛ばして明日へ走りたいというよりは、むしろ自分の奥深くに潜ってもやもやした思いや言葉を、体内からひとつひとつ丁寧に掬いあげる作業を繰り返す。

それが、この楽曲の下地になっているのだろうと思います。

言葉遊びも洒落てますが、かなり幻想的でもある1曲です。



*タクカレ・アーカイブス