PENフレンド 写真展最終日~やわらかな空間

またまた仕事の予定が変更になり(職業柄よくある)、新幹線に飛び乗り行き着いた街。

🌀熱風が吹きまくる大阪だった。


昨日最終日を迎えた『PENフレンド 写真展』を観るべく、強風の中を出かけて行ったのである。

念のため駅員さんに出口を教えていただき、あとはひたすら四つ橋線の方向へ(途中で駅のホームも通らなければならない)。


歩いて

歩いて

歩いて


ようやく地上に出る階段を上ると…なぜか反対側の歩道に出たorz(お約束)


イベントスペースは最終日とあって、いくらか混み合っていた。

完全に一人になる時間帯はほとんどなく、工さんのファンであろう女性たちが綿毛や外車の写真の前で楽しそうにしている様子も見られた。


初日と大きく違っていたのは、会場の空気感だ。初日よりもいっそう穏やかでやさしい空間になっていた。

出展されている写真たちも、まるでずっと前から「ここにいた」かのようにそれぞれの場所に馴染んでいる。

いろいろな人たちが、いろいろな思いで、この空間を訪れ、写真や自分と対話をしたのだろう。

そんな思いのかけらが、やさしい空気感を醸しだしている気がした。


☆素敵な二人

前回来場したとき果たせなかったメッセージカードを書いていたため、結局は長居したのですが、その甲斐がありました。

素敵なご夫婦をお見かけしたのです。


ソファでメッセージカードを書いていた私の目の前を、ゆっくり通り過ぎるふたつの人影があります。年の頃は70代ぐらいでしょうか、お洒落をしたご夫婦が連れ立って写真展をゆっくりと楽しんでいらしたのでした。

ご夫婦は、斎藤工さんが出展していたモノクロームの写真の前で立ち止まり、穏やかに会話をされています。


ー このFordはずいぶんと大きいねえ…懐かしいねえ

ー もう走ってないのかしら?

ー うん、日本では走ってないだろうなぁ

ー どこの国のナンバープレートでしょうかねえ…


白黒写真が主流だった頃に、青春を過ごされたであろうお二人。

そういえば、初日も最終日も工さんの写真の前には、そのような年代の方が立ち止まっていることが多かったように思います。

Fordの写真と、綿毛の写真の前で交わされている他愛のない会話。

そんなお二人の様子が微笑ましくて、純粋に写真展を楽しみにして訪れた一人としても、斎藤工さんのファンの一人としても、とても幸せで嬉しいひとときだったのでした。